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子どもに寄り添いながらママの時間を楽しむ
2019-06-10

『おうちcafeモモ』6周年を記念して         オーナー横尾祐子氏にインタビューしてみました~!

  1. はじめに
  2. 育児と仕事の両立の難しさを実感する日々
  3. 思いを形にしていく
  4. 『モモ』と名付けた理由
  5. 常に目標を持って楽しく進んでいきたい!
  6. 6年間を振り返って…

1.はじめに

『おうちcafeモモ』は2013年に1店舗目となる百舌鳥店をオープンしました。2018年に百舌鳥店から白鷺店に移転しましたが、ご来店いただいているお客様やお店に携わっていただいている方々のおかげで6周年を迎えることができました。

今回は6周年を記念して、モモ編集部がカフェオーナーの横尾祐子氏にインタビューし、『おうちcafeモモ』ができるまで、そしてお店を始めてからのお話を聞いてきました。

皆さんにモモのことをもっと知って頂けたらと思っています。

 

2.育児と仕事の両立の難しさを実感する日々

4年制大学の福祉学部卒業後、知的障害者の授産施設に就職。そこでは新規のカフェ事業で調理班に配属され、キャベツの千切りに励む日々。「福祉を勉強したのに何をしているんだろう。。。」と思いながらも、後の彼女の事業に役立つこととなる調理師免許を取得しました。

長男出産後は仕事と育児の両立が難しくなり勤務先を退職。その後長男を預けていた保育所で調理員として再就職しました。しかし、次男を出産後、前職同様に育児との両立が難しく、頑張りすぎた結果急性膵炎で入院することとなりました。。

仕事も育児も思うようにはいかないもどかしさ、特に仕事に関しては出産前のようにはいかず、周囲に迷惑をかけるのでは?などマイナスの点を考えるようになり悪循環。これをプラスの方向に転換するにはどうするのがよいのかと考えた時、

「子供との時間も大切にしながら、社会や人とつながり合う場所づくり」

の必要性に気づきました。

これまでの施設でのカフェ事業や調理員としての経験により、地域のみんなの居場所となるコミュニティカフェに次第と興味を持つようになったそうです。そして堺市堺区のコミュニティカフェパンゲアでのパート勤務で3年間カフェ修行をした後、2013年『おうちcafeモモ』をオープンしました。

『100年ごはん』監督とパンゲアオーナー湯川さんと
初めての上映会 
有機野菜を取り扱うきっかけに

3.思いを形にしていく

病で前職を退職した頃、東日本大震災が起こり、いつどうなるかわからない状況で自分の生き方を考えるきっかけとなりました。仕事、そして子育てに追われる日々で、自分にとっても、自分と同じようなママ達にとっても”自分の時間を持つ“ための場所や時間が必要と考えた横尾氏。ママ達が我慢や罪悪感を感じず楽しく過ごせる場所があれば、ママ達の心が満たされ、それと共にママの笑顔を見た子どもや家族の心も満たされると思い、ママがくつろげるようなカフェを作るために行動を開始しました。

カフェをオープンするまでには、0歳児の3男を連れてのオープン準備もあって、親族や知人からの反対も受け、自分自身も自営業を始めることへの漠然とした不安に駆られたこともありましたが、彼女の強い意志が、思いを実現へとつなげていきました。そして、念願のママ達がくつろげる空間『おうちcafeモモ』の営業をスタートしました。

  ***カフェスタート!***

横尾氏の思いがママ達に伝わったかのように、『おうちcafeモモ』は多くの子連れママが来店。1年経たずして予約が取れないほどの店になりました。また、『おうちcafeモモ』は開店してまもなく任意団体『モモの木』(注1を設立。カフェ以外にも【子ども食堂】や【まちライブラリー】など、放課後学童支援や、ママが楽しむための【ママの時間】を始めました。

   ***【ママの時間】のうめぼし作り***

まじめでコツコツ取り組むことが好きな彼女は行動力もあり、気になることがあればすぐに実行する性格です。カフェ以外の活動を始めたきっかけもシンプル。【こども食堂】は「身近に1人で子育てをしながらご飯を作っているママがいて、みんなでご飯を食べる場ができたらなぁと思ったから。」、そして【ママの時間】は「子連れのママが罪悪感なく思いっきり自分の時間を楽しむ機会を作りたかったから。」と話してくれました。

素直に感じたことを実行することで、「ママの笑顔」を生み出し、ママの笑顔が「子どもの笑顔」を生み出しています。

 

精力的に活動を始めてまもなく、これまで1人で切り盛りしていたためキャパオーバーになり、次第に自分の家の仕事がおろそかになるほど疲れ切ってしまいました。改めて初心に戻り、なぜカフェを始めたのかと考え、自分の為だけでなく自分の家族のためにもスタッフを雇い、みんなで無理なく続けていける仕組みを作りました。スタッフに担ってもらう部分が増え、自分自身に余裕が出てきたからこそ、子ども食堂などの地域の居場所作りも無理なくできるようになりました。

   ***家族写真(2013年)***

残念ながら建物の取り壊しのため、百舌鳥店は移転しないといけなくなりましたが、現在の店舗白鷺でのカフェ設立のために“campfire”で支援を呼びかけ、『おうちcafeモモ』の必要性、そして活動内容を発表。そして2018年に白鷺店をオープンすることができました。ありがたいことに、百舌鳥店からのお客様にも引き続きご来店頂いたり、新規のお客様との新しい出会いもあり、現在も営業を続けることができています。

   ***campfireで支援を呼びかけ***

   ***『おうちcafeモモ』白鷺店着工***

(注1)任意団体『モモの木』に関しては次回のインタビュー記事で特集予定です。

 

4.『モモ』と名付けた理由

ところで、皆さんは『おうちcafeモモ』の『モモ』という名前の由来をご存じですか?

私もお店に関わらせていただくようになってすぐに「どうして『モモ』と名付けたのですか?」と横尾氏に質問したことがあります。その時、

「ミヒャエル・エンデの児童文学『モモ』って読んだことがありますか?私はこのお話に感銘を受けて、この『モモ』という名前を付けました」

と言われました。

このドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデの書いた『モモ』。モモは主人公の女の子の名前です。物語では、お金と引き換えに大人から時間を奪う時間泥棒と主人公モモが戦います。このお話を読んで、毎日の時間の大切さだけでなく、その時間の使い方や意味を考えさせられたそうです。そして横尾氏自身がモモになることで、日々育児で忙しく過ごしているママ達に少しでもゆったりと自分の時間を楽しんでもらえたらという思いが込められています。

お店に置いてあるのでぜひパラパラ~っと読んでみてくださいね~。

5.常に目標を持って楽しく進んでいきたい!

 好奇心旺盛で行動力のある横尾氏の今後の目標は、

★子育てをしている人と子育てを支援したい人を結び付けられる仕組みを作りたい

そして

BABA labのような取り組みをしていきたい(例えば子供が運営する児童館作りとか?)

まだまだ取り組んでみたいことはたくさんあって、考え出すとキリがないしワクワクするそうですが、まずは現在着工している『おうちcafeモモ』の(新)百舌鳥店を完成させること!あとは両店舗を軌道に乗せることが近い将来の目標です。

   ***(新)百舌鳥店もオープンに向けて頑張っています!***

6.6年間を振り返って…

『おうちcafeモモ』にご来店いただいた皆様。いつもありがとうございます!

子育て世代のお客様としんどさや悩みを分かち合えたからこそ今まで続けられました。そして、ママと子どもとのくつろげるスペースは必要だと改めて実感しました!

また、『おうちcafeモモ』のスタート前からこれまでいつも私を支え助けてくれた家族に、心から感謝しています。

「ありがとう」

   ***これからも皆さんの笑顔が生み出せるよう頑張ります!***

これからもママと子どもが自宅のリビングでくつろげるような空間を作っていきますので、ママさん・これからママになる方々、お子さんやご家族と一緒に気軽に遊びに来てください。

心よりお待ちしています。              (横尾 祐子)

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