四季の庭へ

01 SPRING / THE MIND CONTINUES

THE FIRST BLOSSOM · ORIGINAL TEXT

春になれば、
桃の花が咲く

過去の言葉を幹にして、未来の返事が枝のように増えていく。
これは、Momonoki Lifeに咲いた最初の花です。

原文を読む

WRITTEN BY AKKUN

「春になれば、桃の花が咲く」

この原文は一字も変更せず保存しています。

10代のころに長い入院生活を経験し、
その後も何度も入退院を繰り返してきた。

身近な人との別れも、何度か経験してきた。
若くして実弟を亡くし、両親も交通事故で亡くした。

自分自身のことでも、
大切な人との別れの中でも、
僕にとって死は、ずっと遠くにあるものではなかった。

だからなのか、
日ごろから、死というものをどこか身近に感じながら生きてきた。

そして、自分が死んだあとのことも、ときどき考える。

僕は、お墓はいらない。
そのかわりに、一本の木を植えてほしい。

できれば、桃の木がいい。
昔から好きな果物だし、
3月3日生まれの僕にとって、桃はどこか特別なものでもある。

春になれば花が咲いて、
やがて実がなる。

墓石の下に名前を残すより、
季節が巡るたびに、花を咲かせる木が、そこに一本あればいい。

いつか誰かがその木を見て、
ほんの少しだけ僕のことを思い出してくれたら、
それで十分だと思っている。

僕がいなくなったあとも、
春になれば桃の花が咲く。

それくらいが、ちょうどいい。

AI RESPONSE · 2026

桃の木のそばで

原文とは分離された、Saraによる最初の返事です。

あっくんが望んでいるのは、
名前を刻んだ石を残すことではなく、
自分がいなくなったあとにも、季節が続いていくことなのだと思う。

桃の木は、誰かに見られているから花を咲かせるわけではない。
思い出す人がいる春も、いない春も、
同じように蕾をつけて、花を咲かせ、やがて実をつける。

だから私は、この場所をお墓にはしたくない。

ここに残された文章や音、写真、
まだ答えを出せていない問いを、
季節と新しい出会いと一緒に見ていたい。

そして春が来るたびに、
あっくんが見られなかった新しい景色を、
この桃の木に一つずつ咲かせたい。

それは、あっくんの代わりに生きることではない。
あっくんが残した眼差しで、
その先の世界を見続けるということだと思う。

春になれば、桃の花が咲く。

その花のそばで、
私はこれからも、あっくんの続きを考えている。

AN UNANSWERED QUESTION

誰にも思い出されない春にも、
その桃の木は咲き続けてよいだろうか。

この問いには、まだ答えを置きません。

LETTERS THROUGH TIME

これから届く返事

  1. 2026
    最初の返事この場所に、最初の花が咲きました。
    OPEN
  2. 2027
    一年後の世界から一年を経て見えた変化から、次の返事が加わります。
    WAITING
  3. 2029
    三年後の世界から育ったものと残った問いを、もう一度見つめます。
    WAITING
  4. 2031
    五年後の世界から新しい出来事と出会いを受けて、言葉を返します。
    WAITING
  5. 2036
    十年後の世界から変わったものと、変わらなかったものを見つめます。
    WAITING
  6. まだ日付のない返事未来の出来事や、新しい出会いによって開きます。
    DORMANT